女子2回戦、WJBL11位の新潟アルビレックスBBラビッツと社会人1位の鶴屋百貨店の一戦。立ち上がり、新潟は連続3Pシュートで先制すると、早い展開で得点を重ねていく。その後も新潟優勢で試合を進めていき、最大18点差をつける。しかし後半に入ると、鶴屋の猛追が始まる。#9落合が第3ピリオドだけで3Pシュート3本の13点を挙げる活躍を見せ、点差を一桁にすると、最終ピリオドには6連続ゴールを沈め、逆転に成功。しかし最後は地力で勝る新潟がボールキープし、73-70の3点差で逃げ切った。
第1ピリオド、新潟は#10大濱の3Pシュートで先制すると、続けて#34出岐の3Pシュートも決まり、主導権を握る。一方の鶴屋は、インサイドの#13野尻が体を張ったプレイでシュートを入れ返すも、後に続かず得点が伸び悩む。その間、新潟はアウトサイドのドライブからテンポよくジャンプシュートを沈め、突き放しにかかる。22-10、新潟が12点リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、序盤こそ、互いにシュートが決まらないが、新潟は#16山澤の3Pシュート、#14畑中や#6大城のドライブから加点し、リードを伸ばす。一方の鶴屋は、相手の守りを打破することが出来ず、単発な攻めとなる。その後は互いにゾーンディフェンスを敷き、戦略を練る。しかし速攻から得点を挙げた新潟が、40-25と15点差をつけて前半を折り返す。
第3ピリオド、開始早々、鶴屋は#9落合の3Pシュート、#9落合のスティールから#12米村がレイアップシュートを沈め、追い上げムードとなる。しかし新潟は、相手の守りに手こずるもののシュートを沈め、リードを保つ。残り5分を切り、鶴屋がオールコートプレスを仕掛けると、そこから早い攻撃でパスをさばき、#9落合の2本の3Pシュート、#12米村の3Pシュートで点差を縮めていく。55-47、新潟が8点リードで最終ピリオドへ。
第4ピリオド、開始早々、勢いの止まらない鶴屋は、#5松本が3Pシュートを射抜く。すると新潟もすぐさま#34出岐の3Pシュート、#0梅木のゴール下シュートで入れ返す。粘りを見せる鶴屋は、そこから6連続ゴールで一気に追い上げ、64-63の1点差に詰め寄る。単発な攻めが続く新潟は、たまらずタイムアウトを要求。その後は一進一退の攻防となり、リードチェンジを繰り返すが、最後までリードを守った新潟がボールキープし、万事休す。73-70、新潟が3回戦へ駒を進めた。