中国ブロック代表のナカシマと大学5位の青山学院大学の一戦。第1ピリオド、両チーム堅いディフェンスを敷く中、ディフェンスリバウンドを確実に拾い、アウトサイドシュートを確率良く決めたナカシマが一歩前に出る。第2ピリオド、青山学院大が猛攻を仕掛けるも、ナカシマも粘りを見せ、一進一退の展開。青山学院大が#24安藤のブザービーターで僅かにリードを奪い前半終了。第3ピリオド、前半同様どちらも譲らない展開のなか、ナカシマはフリースローを確率よく沈め再逆転に成功。勝負の行方は最終ピリオドへ。第4ピリオド、青山学院大が怒涛の6連続得点で大きくリードを奪うと、ナカシマはその勢いを止めることができず勝負あり。65-80で青山学院大が接戦の末、初戦を突破した。
第1ピリオド、序盤、青山学院大は、#24安藤の技ありのアシストパスから#10高橋が確実にゴール下を決めリズムを掴むと#32前田も後に続く。対するナカシマは、相手の堅守を#15杉本、#51竹林のジャンパーで上手く崩し応戦。中盤、ナカシマはディフェンスリバウンドを確実に拾い、相手にセカンドチャンスを与えない。#18岡田の3Pシュート、#9ソウのポストプレイなどを含む7連続得点でリードを得、21-15とナカシマのリードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、開始早々、ナカシマ#15杉本がスティールから速攻で加点。対する青山学院大は、#32前田のジャンパー、#0納見の3Pシュートなどで加点し、一気に2点差まで迫る。しかし、ナカシマ#9ソウがバスケットカウント、#14山野が3Pシュートを決め、簡単にはつかまらない。中盤、青山学院大は#15石井が速攻で同点にすると、#24安藤がバスケットカウントを決め逆転に成功する。その後一進一退の攻防が続き37-38と、青山学院大がリードを奪い、前半終了。
第3ピリオド、青山学院大は、#32前田が落ち着いてジャンパーを決め加点。一方のナカシマも相手のファールを誘いフリースローで加点する。中盤、青山学院大は、#0納見のドライブが光る。対するナカシマは#51竹林、#15杉本が3Pシュートで勢いをつけると、終盤、#15杉本の鋭いドライブでリードを奪い、57-55。ナカシマが逆点に成功し第3ピリオド終了。
第4ピリオド、先に流れを掴んだのは青山学院大。#10高橋がフリースローを含む3連続得点、さらに#24安藤が3Pシュートを決めると、#32前田も後に続き、一気に9点のリードを得る。対するナカシマも#18岡田の3Pシュートで加点するが、青山学院大の流れを止めることはできず。そのままリードを広げた青山学院大が勝負強さを見せ、65-80で接戦を制した。