男子1回戦、大学4位の専修大学と東北ブロック代表のJR東日本秋田の対戦。専大は高さを活かしたディフェンスとゴール下でのシュートなどで、一方JRは#99山崎の3Pシュートと、全員が体を張ったリバウンドで、出だしから互角の戦いとなり、逆転、逆転、再逆転からの再々逆転となる大接戦となった。しかし最後は400名を超えアウェイ側のゴール裏のスタンドを埋め尽くした大応援団と秋田から駆け付けた”なまはげ”の応援を受けたJR東日本秋田が67-78で勝利し、2回戦に駒を進めた。
第1ピリオド、専大は#65佐々木が、JRは#99山崎が、それぞれドライブからのファーストシュートが得点となりゲームが動き出す。ディフェンスは両チームともハーフマンツー。両チームともシュートを外さない。専大は#26砥綿、#65佐々木の速攻、JRは#24高橋と#33佐藤のミドルで得点を重ねていくが、攻守でリバウンドを頑張ったJRが16-21と5点差で第1ピリオドを終える。
第2ピリオド、専大は#34盛實、#10大澤、#32野口の連続ミドルシュートで一気に逆転する。たまらずJRは1回目のタイムアウトを取る。ここから両チーム点の取り合いとなる。専大は#10大澤と#17樋口がゴール下で、JRは#99山崎が3本の3Pシュートを決め、お互いにリードを許さず、35-35、同点で前半を終える。
第3ピリオド、出だし2分半、専大のプレッシャーの強いディフェンスにJRはシュートまで持っていけない。この間に専大は#30アブフィリップの連続ダンクなどで6点差をつける。しかしここでJR#15柳澤が冷静にゲームを立て直す。ここからJRは#33佐藤と#24高橋のミドルシュート、#99山崎の3Pシュートで逆転する。ここで専大は後半1回目のタイムアウトを取ると、#65佐々木の3Pシュートで再逆転。同点を狙ったJRのゴール下のシュートを専大#32野口がブロック、その#32野口が終了間際にシュートを決め、54-50と専大が4点差をつけて第3ピリオドが終了する。
第4ピリオド、JRは#33佐藤の3Pシュートや#12根岸のドライブなどで一気に逆転する。ここで専大は#30アブフィリップをコートに戻すと、その#30アブフィリップのシュートやブロックや#10大澤の3Pシュートなどで必死に食らいついていく。しかし残り4分を切ったところで、JRの#24高橋と#99山崎の連続得点で点差を離される。残り2分、#30アブフィリップがゴール下で連続得点をあげるが、最後はJR#99山崎のミドルシュートが決まり、67-78でJR東日本秋田が初戦を11点差で勝利した。