大学6位名古屋経済大学と近畿代表の東山高校との1回戦。序盤、名古屋経済大が#91松本の活躍でペースを握ると、50-30と前半だけで20点差をつける。大きなビハインドを背負った東山高だが、後半に入りディフェンスをゾーンに変えるとこれが功を奏す。名古屋経済大のオフェンスリズムを崩すと、攻めては#4岡田のドライブや、#15グランダマベラのゴール下などで勢いに乗り、10点差にまでつめて、最終ピリオドへ。しかし、粘る東山高に対し、名古屋経済大は要所で#91松本がシュートを沈めリードを許さず。86-75で東山高を下し、2回戦に進出した。
第1ピリオド、序盤、東山高が#5山内、#4岡田のドライブで幸先よく得点を挙げる。対する名古屋経済大は#91松本が速攻、3Pシュートと開始5分で12得点と大爆発。東山高を逆転すると、一気に突き放していく。それでも東山高は#15グランダマベラにボールを集め、高さで対抗。25-16と名古屋経済大のリードでこのピリオドを終了。
第2ピリオド、名古屋経済大は、#7渡邉、#30高田らの確率のよいシュートで加点。一方の東山高は#9カロンジらがつなぐが、名古屋経済大学のディフェンスの前になかなかシュートチャンスを作れず、点差が広がっていく。余裕を持って高確率でシュートを沈めた名古屋経済大が、50-30と20点の大量リードで前半を折り返した。
第3ピリオド、東山高はディフェンスをゾーンに変更。これが奏功し、名古屋経済大の得点をわずか14点に抑えると、攻めては#4岡田の個人技やジャンプシュート、#15グランダマベラの高さを生かしたゴール下で得点を重ね、点差を一気に縮めていく。名古屋経済大は、#15ジャニパプが4ファールでコートを退くと、苦しい展開が続く。終盤、名古屋経済大は#91松本のジャンプシュートでなんとかつなぎ、64-54で最終ピリオドへ。
第4ピリオド、#15グランダマベラにボールを集める東山高に対し、名古屋経済大は速攻やオフェンスリバウンドなどで着実に得点をあげていく。東山高は#15グランダマベラがファールアウトになるも代わって入った#9カロンジがゴール下で奮闘。しかし、名古屋経済大は要所で#91松本が3Pシュート、ドライブを決め、東山高に主導権を渡さず。86-75で名古屋経済大が勝利した。