大学4位の早稲田大学とWJBL11位の新潟アルビレックスBBラビッツの1回戦。序盤、4本の3Pシュートを沈めた新潟が、第1ピリオドでリードするも、早稲田大がシュートのリズムを掴み始めると第2ピリオドで逆転に成功。その後も早稲田大は、#22田村の3Pシュートなどで、最大12点差までリードを広げるが、新潟が怒涛の連続得点で意地をみせ僅差で第4ピリオドに突入。最後は、新潟が相手の隙をついた3Pシュートと冷静な判断力をみせつけて77-72。接戦を制した新潟が、2回戦へ駒を進めた。
第1ピリオド、早稲田大は#33中田が積極的な攻めで得点を重ねるが、新潟は#31木暮、#6大城と3Pシュートが決まり、5点のリード。しかし、早稲田大はタイムアウト後に展開の速い攻めを中心にじわじわと詰め寄り、残り2分を前に#22田村のシュートで同点。しかし、新潟は#10大濱、#34出岐が3Pシュートを決めると、さらに#10大濱が息の合ったチームプレイから得点し、ブザービート。怒涛の連続得点で23-17と新潟が6点のリードで第1ピリオドを終了。
第2ピリオド、序盤、追いかける早稲田大は積極的なリバウンドから#22田村が積極的にシュートを放ち加点。一方の新潟も冷静なオフェンスから#11井上らが得点し、均衡した状態が続く。しかし終盤、早稲田大は、#14田中のジャンパーを皮切りに、#24今仲の3Pシュートなど連続9得点で逆転に成功。すぐさま、新潟#16山澤がジャンプシュートで返すも、早稲田大は#14田中のポストプレイで譲らず。35-30で早稲田大が5点のリードを奪い、前半を折り返す。
第3ピリオド、新潟は#0梅木の力強いプレイで先制するが、早稲田大は#10萩尾が切り替えの早いオフェンスで点を奪う。さらに#22田村の3連続3Pシュートと持ち味を発揮し12点にリードを広げる。しかし、新潟は#14畑中の巧みなポストプレイや#6大城のモーションの早い3Pシュートで、一気に畳み掛け、#14畑中のフリースローで1点差に。最後は両者激しい互角の攻防を見せ、52-51と早稲田大がリードを死守し勝負は最終ピリオドへ。
第4ピリオド、新潟は#6大城のフリースローで先制すると、すかさず早稲田大#10萩尾が3Pシュートを決め返し、両者、一進一退の譲らない展開となる。しかし終盤になると、新潟が猛攻を仕掛け、#31木暮、#6大城の3Pシュート、#0梅木のゴール下などで、一気に7点のリードを得る。早稲田大はタイムアウトを取り、積極的なディフェンスを仕掛けるも無念のタイムアップ。77-72で、新潟が2回戦進出を果たした。