男子3回戦、B.LEAGUE5位の三遠ネオフェニックスとB.LEAGUE12位の仙台89ERSの本日3つ目のB.LEAGUE同士の一戦。立ち上がり、互いにシュートが決まらず、ロースコアな展開となるが、好ディフェンスから流れを掴んだ仙台が主導権を握り、ゲームを進めていく。43-35の仙台9点リードで迎えた後半、仙台は、プレッシャーディフェンスで三遠を約6分間無得点に抑えると、コンスタントに得点を重ね、一気に突き放す。追い上げたい三遠は、最終ピリオドに4本の3Pシュートを決めるも逆転には至らず。83-68で仙台が勝利し、ベスト8入りを決めた。
第1ピリオド、ファーストシュートを決めたのは仙台#9熊谷。しかしすぐさま三遠も#1大石が3Pシュートをバスケットカウント、さらにフリースローも沈めて4点プレイで引っくり返す。しかしその後、互いに得点が入らずロースコアとなるが、三遠はフリースローでしか得点を挙げられず、我慢の時間帯に。その間、仙台は早い攻撃でゴールへ攻め、試合の主導権を握る。終盤、三遠は#2ドジャーの連続3Pシュートで応戦するも、18-14と仙台リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、このピリオドでオンザコート2の仙台は、#15ネパウエと#41ホワイトを中心に攻撃を組み立てると、さらに#91片岡が連続ゴールを沈め、リードを渡さない。対する三遠は、#7チルドレスのリバウンドショット、#1大石のミドルシュートで反撃開始。中盤、リードチェンジを繰り返すが、残り4分、#41ホワイトと#91片岡の連続3Pシュートで一歩抜け出した仙台がリードを伸ばす。43-35、仙台リードのまま前半終了。
第3ピリオド、仙台は#91片岡と#3石川のレイアップシュートが決まり、早々に二桁点差にする。すると守りでも好ディフェンスを見せ、三遠にゴールを与えない。三遠はタイムアウトを要求し、立て直そうとするが、開始6分間無得点と苦しい状況が続く。勢いに乗る仙台は、#9熊谷のドライブ、#14佐藤のジャンプシュート、に続き、最後は#4志村の3Pシュートと一気に突き放す。65-44、仙台がリードを広げ、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、追いつきたい三遠は、#2ドジャーのバスケットカウントで口火を切ると、#11岡田の3Pシュートで続き、反撃ムードとなる。だが、仙台は#4志村の3Pシュートや、#14佐藤と#6菊池の得点で入れ返し、流れを渡さない。終盤、三遠は外角シュートらで食らいつくが、反撃もそこまで。83-68、仙台が勝利し、準々決勝へ駒を進めた。