男子3回戦、大学1位の筑波大学とB.LEAGUE4位のアルバルク東京との一戦。序盤こそ拮抗した試合展開になるが、高確率アウトサイドシュートなどで加点し続けたA東京が徐々にリードを広げていく。筑波大はディフェンスを固め、追い上げを図るが、37-32とA東京が5点リードで試合を折り返す。後半に入ると、筑波大は#6馬場のスティールからチャンスを広げ、一時1ゴール差まで詰め寄るも、A東京の勢いを止めることはできず。筑波大は#6馬場、#17杉浦の3Pシュートで最後まで粘るも、試合終了。86-74と圧倒的なオフェンス力を見せつけたA東京が準々決勝へと駒を進めた。

第1ピリオド、筑波大#2満田の外角シュートから先制するも、その後ミスが続き、思うように得点できない。一方のA東京は#33ギレンウォーターが3Pシュートにゴール下と連続ゴールを挙げ、主導権を握る。中盤、筑波大は#2満田がペイントエリアから得点すると、#6馬場もスティールからのダンクシュートなどで二連取し、一時前に出る。しかし、A東京は#2ギャレットのドライブで難なく返し、さらに#8二ノ宮、#15竹内などの高確率のアウトサイドシュートで、再びリードを伸ばしていく。筑波大は#17杉浦の3Pシュートなどで粘るも差は縮められず。23-19、A東京が4点リードで第1ピリオド終了。

第2ピリオド、開始からA東京は#2ギャレットのドライブや#13菊地のゴール下で連取し、流れを切らさない。一方の筑波大は、#14波多が3Pシュートを沈めると#81小原もゴール下で加点し、食らいつく。しかしその後、A東京は#7正中の3Pシュートを皮切りに#10バランスキー、#35伊藤と4連続ゴールを挙げ、リードを二桁にする。残り3分、筑波大は#46生原の3Pシュートで約4分ぶりに得点するとディフェンスを固め、#17杉浦も3Pシュートで続き、終了間際、#6馬場がドライブを沈めるも、31-38。A東京がわずかにリードを広げ、試合を折り返す。

第3ピリオド、開始早々、A東京#33ギレンウォーターがバスケットカウントを沈めるも、筑波大も#17杉浦がバスケットカウントを取り返す。勢いづいた筑波大は#6馬場がスティールを連発すると、#2満田のカットインや#46生原のジャンプショットで連取し、39-40と追い上げる。その後、両チーム点の取り合いとなる。筑波大は#2満田のステップバックや#17杉浦の速攻などで加点するのに対し、A東京は#2ギャレットや#16松井の3Pシュートに加え、#13菊地のバスケットカウントなどで徐々に点差を広げていく。60-51と、A東京がリードを広げ、最終ピリオドへ。

第4ピリオド、序盤からA東京は#10バランスキーや#20ネイミックなどを中心に、約3分間で12得点を挙げる。一方の筑波大は#17杉浦のバスケットカウントや#11増田の3Pシュートなど、要所で好プレイを見せるも、A東京の勢いは止められず、その差は広がる。残り2分、筑波大は#6馬場、#17杉浦の連続3Pシュートで18点あった点差を72-82まで縮めるも、A東京も#7正中のドライブなどで決め返し、二桁リードを守る。終了間際、筑波大#81小原がリバウンドショットを決めるも、無念のタイムアップ。86-74とA東京が準々決勝進出を果たした。