男子3回戦、今大会の第1シード、B.LEAGUE1位の川崎ブレイブサンダースと推薦の福岡第一高等学校の一戦。序盤、格上の川崎に対して、福岡第一高は1on1を仕掛けて得点をつなげていく。対する川崎も高いシュート力で内外バランスよく加点。第2ピリオド、川崎のインサイド陣の活躍が光り、一気にリードを広げる。後半、川崎は攻撃の手を緩めることなく、#14辻の3Pシュートや#12ライアンのインサイドで得点を挙げいていく。最後まで、福岡第一高も#4重富(周)が絶妙なハンドリングで応戦するが、そこまで。114-67、地力の差を見せつけた川崎が準々決勝へ駒を進めた。

第1ピリオド、開始早々、川崎#14辻が3Pシュートを決めると、#43永吉のゴール下で続き、連続得点を挙げる。対する福岡第一高は、早い展開に持ち込み、#12蔡がインサイドで奮闘し食らいつく。両チーム加点を続けて決めたら決め返す拮抗した展開となるが、高確率な外角シュートで徐々にリードを広げていった川崎が32-22とリードして、第1ピリオド終了。

第2ピリオド、川崎は#25ジュフ、#12スパングラーがインサイドで存在感を発揮し、コンスタントに得点を重ねていく。離されたくない福岡第一高は、#8土居らがシュートを放つも単発で終わり、点差が開いていく。終盤、川崎は#15谷口の3Pシュート2本を含む10得点で相手を寄せつけず。64-33、川崎が大量リードで前半を折り返す。

第3ピリオド、開始早々、川崎は#14辻の3Pシュートが決まり、攻撃力が衰えない。一方の福岡第一高は#4重富(周)のバスケットカウントでなんとか得点をあげるも、あとに続かず、我慢の時間が続く。中盤、川崎は#12スパングラーの堅実な働きで相手を抑える。しかし福岡第一も#4重富(周)の技ありのドライブ、#15松崎の速攻で持ちこたえる。しかしなかなか点差は縮まらず、95-50で第3ピリオド終了。

第4ピリオド、主導権を握る川崎は、序盤から攻め込み加点する。対する福岡第一高は出だしこそ足踏みするが、最後まで粘り#5重富(友)、#4重富(周)がゴールへアタックし、バスケットカウントを奪う。しかし大きく開いた差を埋めることができず、114-67。終始、福岡第一高を圧倒した川崎がベスト8進出を果たした。