男子2回戦、大学6位の名古屋経済大学と高校2冠を達成した福岡第一高等学校の一戦。序盤は互角の展開であったが、第2ピリオドに福岡第一高は自分たちの持ち味である速い展開に持ち込み、流れを掴む。そのまま逃げ切りを図りたい福岡第一高であったが、第3ピリオドに入ると、名古屋経済大の3PTシュートが決まり始め、一気に点差を縮めていく。最終ピリオドに入り、名古屋経済大が徐々に点差を詰め、残り2分には1点差まで追い上げるが、福岡第一高が重要な場面でシュートを決め、72-65で逃げ切り3回戦進出を決めた。
第1ピリオド、名古屋経済大が#88木下のドライブで先制。福岡第一高も#12蔡のジャンプシュート、#5重富(友)のドライブなどで得点を重ねるが、名古屋経済大は#15ジャニパプを中心に攻撃を組み立て、互角の展開が続く。残り3分、名古屋経済大#7渡邉がバスケットカウントを決め、13-9と引き離しにかかるが、福岡第一高も#12蔡が6連続得点を決め、粘りを見せる。17-15と福岡第一高が2点リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、開始早々、名古屋経済大#56川本がスティールから速攻を決め、17-17の同点とする。しかし、福岡第一高も#4重富(周)、#15松崎の3Pシュートなどで得点を重ね、開始3分で27-17と一気に突き放しにかかる。追い上げたい名古屋経済大だが、ターンオーバーが続き、点差を詰めることができない。一方、福岡第一高は速攻や#7バムの連続得点で順調に得点を重ね、46-31と点差を15点に広げ前半終了。
第3ピリオド、名古屋経済大は#88木下、#91松本などの得点で追い上げを図る。福岡第一高は#15松崎の3Pシュートで応戦。残り4分、福岡第一高が攻めあぐねる間、名古屋経済大は#7渡邉の3Pシュートが決まり、#88木下、#91松本も3Pシュートを決め、48-52と6点差まで猛追。福岡第一高はたまらずタイムアウトを要求して立て直しを図り、#7バム、#4重富(周)がジャンプシュートを決める。56-50と福岡第一高校が6点リードで最終ピリオドへ。
第4ピリオド、福岡第一高#8土居が3本のジャンプシュートを決め、再び名古屋経済大を突き放そうとする。しかし残り4分から、名古屋経済大が#7渡邉、#15ジャニパプのインサイドで加点。残り2分には#88木下の3Pシュートで65-66と1点差にまで追い上げる。しかし、福岡第一高が#12蔡と#15松崎の6連続得点で逃げ切り、72-65で勝利した。