WJBL7位の三菱電機コアラーズと大学2位の東京医療保健大学の一戦。開始早々、#5池谷の3Pシュートなどでリードを得た三菱を、東京医療保健大が追いかける展開が続く。その中で、東京医療保健大は#7王のゴール下や#83宮坂の3Pシュートで一時、1ゴール差まで追いつくも、三菱は#45渡邉の3Pシュートや#9小菅の高確率な合わせのプレイでかわす。41-33と三菱の二桁リードで前半を終える。後半に入っても流れは変わらず、三菱は#9小菅のオールラウンドな活躍に加え、#15西岡の力強いゴール下でコンスタントに加点する。一方の東京医療保健大は選手を入れ替えながら何とか逆転のきっかけを掴もうとするも、三菱の堅守は破れず、点差は離れていく。東京医療保健大は#3平松や、#74水野ら4年生が最後まで粘りを見せるも、追いつくことはできず。75-52と、三菱が危なげなく勝利し、ベスト8進出を果たした。
第1ピリオド、三菱は#15西岡が先制すると、#5池谷も3Pシュートなどで続き、好調な滑り出しとなる。一方の東京医療保健大は厳しいディフェンスにタフショットを強いられ、スコアが伸びない。その後、#24王のゴール下で得点を重ねる三菱に対し、東京医療保健大は#3平松のジャンプショットや#7王のゴール下で喰らいつく。点差の変わらないまま、取っては取られての展開となる。残り20秒、東京医療保健大#74水野が3Pシュートを沈めるも、22-19。三菱がリードし、第1ピリオド終了。
第2ピリオド、序盤、東京医療保健大は#7王のゴール下で得点を重ねるも、三菱は#45渡邉が3Pシュートなどで応戦し、点差は変わらない。しかしその後、東京医療保健大は攻撃のリズムが合わず、約3分間の無得点状態となる。一方の三菱は#9小菅が高確率のジャンプショットでリードを広げ、#45渡邉のゴール下で点差は二桁に。東京医療保健大はたまらずタイムアウトを請求。その後、体制を整え、#7王、#3平松が連取するも41-33。三菱がリードを広げ、第2ピリオド終了。
第3ピリオド、三菱は前半の流れを切らさず、#9小菅、#24王などが加点を続ける。何とかビハインドを縮めたい東京医療保健大であるが、三菱の堅守に阻まれ、開始6分で#3平松のフリースローのみと苦しい展開となる。その後、東京医療保健大は#3平松の華麗なドライブで加点するも、三菱は#12風間の3Pシュートや#15西岡の力強いゴール下など、地力を見せ付ける。終盤、東京医療保健大#77藤本が献身的なリバウンドで得点につなげるも、57-39。三菱が優勢を保ち、第4ピリオドへ。
第4ピリオド、大きなビハインドを背負う東京医療保健大は、#3平松が3Pシュートを沈め勢いづけると、積極的なリバウンドからチャンスを生み、#57若原、#77藤本、#74水野などが連取する。しかし、三菱は#8川井の3Pシュートなどであっさり取り返し、再びリードを広げる。東京医療保健大は#3平松などが最後まで粘りを見せるも、開いた点差は大きく。75-52と、三菱がベスト8進出を果たした。