女子3回戦、大学5位の愛知学泉大学とWJBL2位の富士通 レッドウェーブの一戦。愛知学泉大は速いパス回しから得点するのに対し、富士通は内外問わず攻め立てる。第2ピリオドに入ると、富士通は好守からテンポ良く得点を重ねてリードを広げ、40-28で後半を迎える。第3ピリオドには、愛知学泉大が相手のミスから得点に繋げ、3点差まで詰め寄るも、あと一歩が及ばない。富士通はタイムアウトで修正を図り、その後は危なげなく試合を進め、タイムアップ。82-51、富士通がベスト8進出を果たした。
第1ピリオド、開始早々、富士通は#0長岡のレイアップシュートで先制すると、内外バランス良く攻撃を仕掛ける。一方の愛知学泉大は、速い展開から#4内堀、#16アイメレクの個人技で追撃する。一進一退の攻防が続き、22-16と富士通がリードして第1ピリオド終了。
第2ピリオド、愛知学泉大は富士通の堅守に阻まれ、残り3分20秒まで2得点のみと失速してしまう。その間に富士通は、#1三谷の2本の3Pシュートを含む、4連続得点で引き離しに掛かる。終盤に入ると、愛知学泉大は#4内堀、#7谷口の活躍で食らいつき、28-40。愛知学泉大が二桁点差を背負って前半を折り返す。
第3ピリオド、愛知学泉大はダブルチームでインサイド陣のミスを誘い、そのチャンスから一気に得点を奪取し、開始2分半には37-40と3点差まで迫る。しかし、富士通はタイムアウトで悪い流れを断ち切り、#11篠崎の3Pシュートを皮切りに、7連続得点を挙げ、追撃を許さない。64-42と富士通が更にリードを広げ、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、点差を縮めたい愛知学泉大だが、ミスが目立ち、巻き返しには至らない。対する富士通は、ベンチメンバーを起用するも、攻撃の手を休めることなく得点し、ゲームを優位に進めて、試合終了。82-51で富士通が快勝した。