女子3回戦、WJBL3位のシャンソン化粧品シャンソンVマジックと、同じくWJBL11位の新潟アルビレックスBBラビッツの対戦。序盤こそ一進一退の展開となるが、じりじりと点差を広げていったのはシャンソン化粧品。#6本川がシュート、速攻、リバウンドとまさに大車輪の活躍を見せて試合を優位に進める。後半に入ってもシャンソン化粧品の勢いは止まらず、選手を入れ替えながら試合を優位に進め、93-62で圧勝し、3回戦に駒を進めた。
第1ピリオド、開始早々、#6本川の3Pシュートでシャンソン化粧品が先制。対する新潟は#34出岐のフリースローや#0梅木のミドルシュートで入れ返す。シャンソン化粧品はファーストシュートこそ入らないもののオフェンスリバウンドに飛び込んボールを奪い、セカンドチャンスから加点していく。中盤に入るとシャンソン化粧品が主導権を握り、#21近平、#20元山、#25井澗らが次々と加点、#6本川の3Pシュートで18-10となる。その後、新潟は#31木暮が立て続けにドライブを決め盛り上げると、#34出岐の3Pシュートで22-17と5点差に。シャンソン化粧品#22河村に決め返されるも、再び#31木暮のファストブレイクで5点差をキープし、24-19で第1ピリオド終了。
第2ピリオド、序盤、新潟は#34出岐がミドルシュート、フリースローで加点、対するシャンソン化粧品は#15内野のドライブや#6本川の速攻で返す。その後、新潟がミスでボールを失うと、すかさずシャンソン化粧品が早い展開で攻め立て、#15内野の3Pシュートで37-23と点差を15に広げる。その後、新潟は変わって入った#6大城がチャンスメイクし、#0梅木、#6大城が3Pシュートを決めるも、すぐさまシャンソン化粧品も#6本川が決め返して反撃の芽を潰しにかかる。終了間際にも2本の3Pシュートを#6本川が沈め、50-34とリードを広げて前半終了。
第3ピリオド、後半に入ってもシャンソン化粧品のシュートは落ちず、#6本川、#20元山が着実に加点する。対する新潟は#0梅木のミドルシュートで反撃するが、すぐさま#12三好が決め返して点差は広がっていく。新潟は#11井上から#14畑中、スティールから#11井上の3Pシュート、#16山澤から#0梅木とコンビネーションプレイから流れを作ろうとするも、シャンソン化粧品の攻撃を止めることができない。最後まで攻撃の手を緩めなかったシャンソン化粧品がさらに点差を広げ、75-50で第3ピリオド終了。
第4ピリオド、終盤に入ってもシャンソン化粧品は選手を入れ替えながらハイペースな展開を続ける。対する新潟はミスから良い流れを作ることが出来ず、追い上げに至らない。終盤は#14渡邊のスピードあるドライブや#3早坂、#11谷村といったルーキーがシュートを沈めていくシャンソン化粧品。結局、93-62でシャンソン化粧品が終始圧倒し、勝利を挙げた。