WJBL10位の日立ハイテククーガーズとWJBL12位の山梨クィーンビーズの一戦。序盤から取っては取られての拮抗した状態が続く。日立は#7八木、#9鈴木の3Pシュートで加点し、山梨は#21近内(瞳)がチャンスメイクし、#23横井が得点する。しかし第2ピリオド、両者ミスが続く中で、山梨は#44平尾の積極的なドライブから調子を取り戻し、アウトサイドプレイで得点を伸ばす。27-33と山梨リードで試合を折り返す。しかし後半、日立は素早いパスワークからの連続得点で逆転、さらに外角シュートを中心にリードを広げて行く。山梨は#11飯島の3Pシュートや#3藤井のドライブで対抗するも、その差を埋められず。68-57で日立が勝利し、3回戦へと駒を進めた。
第1ピリオド、日立は#9山梨は鈴木が3Pシュートで先制すると、山梨は#47エンのゴール下で取り返し、さらに#3藤井、#9近内(郁)が連続3Pシュートで続く。しかし日立も#7八木、#9鈴木の外角シュートが決まり、両者一歩も引かない点の取り合いとなる。その後、日立は#7八木の3Pシュート、一方の山梨は#21近内(瞳)のアシストや#23横井の3Pシュートなどでコンスタントに加点。21-21と、同点で第2ピリオドへ。
第2ピリオド、両者ミスが増え、ロースコアな展開となる。その中で、日立は#18高橋や#22松本が加点、山梨は#44平尾や#9近内(郁)がドライブで得点し、僅差のまま試合が進む。しかし残り2分、山梨は積極的なリバウンドからチャンスを掴むと、#11飯島が3Pシュートを沈め、一歩リードする。さらに#9近内(郁)も3Pシュートで続き、波に乗る。終了間際、日立#9鈴木がリバウンドから得点するも、27-33。山梨がリードし、前半を終える。
第3ピリオド、ビハインドを負う日立は#13鶴見が3Pシュートを沈めると、素早いパスワークから連続得点を挙げ、同点に追いつく。一方の山梨は#11飯島や#23横井のジャンプショットなどで対抗。しかし勢いづいた日立は、#12西澤の3Pシュートや#28北村のドライブなどで連続得点し逆転。その後も#22松本の3Pシュートなどで最大リードを9点とする。終盤、山梨は#11飯島の3Pシュートを皮切りに猛追するも、45-47。日立2点リードで、最終ピリオドへ。
第4ピリオド、山梨は#50外山のアシストから#44平尾が得点し、一時同点にするも、日立は#7八木の連続得点で、リードを守る。その後も、得点の止まる山梨を横目に、日立は#22松本や#7八木、#15石黒などが確実に得点を重ねる。終盤、山梨は、#3藤井が果敢なドライブから得点するも、追い上げには到らず。68-57で日立が3回戦進出を果たした。