中国ブロック代表の紀陽銀行と大学3位の大阪人間科学大学の対戦。大阪人間科学大が序盤から激しいプレッシャーディフェンスで流れを掴み、#9大濱、#4畠中らの得点で大きくリードを奪い、試合の主導権を得る。紀陽銀行はオフェンス、ディフェンス共に相手の高さに苦しみ劣勢を強いられる。後半に入り、紀陽銀行も意地を見せ#3野田、#9西田が3Pシュートなどで得点するが、流れは変わらない。結局、大阪人間科学大が点差を広げ59-89で勝利。3回戦進出を決めた。
第1ピリオド、大阪人間科学大は激しいディフェンスでプレッシャーをかけ、紀陽銀行のシュートミスを誘うとリバウンドを支配。流れを掴むと#9大濱、#4畠中らがインサイドで得点を重ねリードを奪う。紀陽銀行は#4唐津の1対1で得点するも単発となり得点が伸びない。大阪人間科学大はインサイドを起点に着実に加点し、6-27と大きくリードし第1ピリオドを終える。
第2ピリオド、引き続き大阪人間科学大はディフェンスで紀陽銀行にプレッシャーをかけ続け試合の主導権を握る。リズムの良いパスワークから#5田中(真)らが次々と得点を重ねリードを広げていく。紀陽銀行は#16登坂、#10浦本らが得点するが、大阪人間科学大のディフェンスに対し、シュートを決めきれず流れをつかめないまま、20-48と大阪人間科学大がリードして前半を終える。
第3ピリオド、大阪人間科学大は#4畠中の2本の3Pシュートなどで着実に加点していく。紀陽銀行もこのピリオドに入り、徐々に大阪人間科学大のプレッシャーに対応し始めると、#1木工、#3野田、#4唐津らが3Pシュートなどで得点。ディフェンスでも相手にプレッシャーをかけ、大阪人間科学大を苦しめる。しかし、大阪人間科学大も紀陽銀行ディフェンスの一瞬の隙をついてインサイドで得点し、点差を詰めさせない。このピリオドは互いに互角の展開となり44-70で第3ピリオドを終える。
第4ピリオド、流れを変えたい紀陽銀行は出だしからオールコートでプレッシャーをかける。しかし、大阪人間科学大は選手交代を繰り返しながら、得点を重ね、リードを保つ。紀陽銀行は最後まで集中力を欠くことなく#3野田、#9西田らが3Pシュートを決め、意地を見せるが、点差は縮まらない。大阪人間科学大は終始ペースを握り、59-89で勝利。3回戦進出を決めた。