中国ブロック代表、就実高と東海ブロック代表、岐阜女子高の高校生対決となった2回戦。序盤、就実高#11那須を中心にバランスの良いオフェンスを見せ、得点。ディフェンスでも岐阜女子高の高さを封じ、リードを奪う。しかし、岐阜女子高も徐々に対応し、#7ディヤイ、#4石井らが得点を重ねリードを奪う。就実高は岐阜女子高の高さを前に、苦しいシュートを打たされ、得点が伸びない。岐阜女子高は高さを生かしたオフェンス、ディフェンスで終始ペースを握り、68-55で勝利。3回戦進出を決めた。
第1ピリオド、両チーム、固さが見られる立ち上がり、ミスが多く、ロースコアな展開で試合が始まる。その中で、先手を取ったのは就実高。#11那須を中心にパスを回し、インサイド、アウトサイド、バランスよく得点する。対する岐阜女子高は#7ディヤイにボールを集めるが、就実高の早い寄りに苦しみ思うように得点が伸びず、14-10と就実高リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオド、立ち上がり、就実高は#11那須の1対1や3Pシュートなどで得点を重ねる。岐阜女子高は徐々に就実高のディフェンスに対応し、#8ディヤサンがインサイドで得点。残り5分、21-17とする。ここから岐阜女子高のディフェンスが機能し始めると、就実高はアウトサイドから苦しいシュートを打たされ、得点が止まる。岐阜女子高は#8ディヤサンのインサイド、#9玉置の速攻などで着実に得点を重ね、残り2分、21-30とリードを奪う。就実高は終盤、#11那須、#7青木が得点し、何とか点差を詰め、32-25で前半を終える。
第3ピリオド、岐阜女子高が立ち上がりからペースを掴む。オフェンスでは#7ディヤイのインサイド、#4石井のミドルシュートなどで加点。ディフェンスでも高さを生かして、就実高を開始4分間無得点に抑え、残り6分、25-42とリードを広げる。就実高は#5田村のバスケットカウントなどが決まるものの、岐阜女子高の固いディフェンスを崩せず劣勢に立たされる。岐阜女子高はその後も#8ディヤイの高さを生かしたオフェンスで得点し、35-54で第3ピリオド終了。
第4ピリオド、就実高は#4塩見のゴール下、#12森の得点などで必死に付いていく。しかし、岐阜女子高は#11小野のバスケットカウント、#7ディヤイの得点で点差をキープ。終始ペースを掴んだ岐阜女子高は慌てることなくベンチメンバーも出場し、55-68で快勝。3回戦進出を決めた。