大学7位の早稲田大学と北信越代表の北陸高等学校の一戦。序盤は両者共にゴールに嫌われ、重い立ち上がりとなる。早稲田大はトランディションオフェンスから得点機を伺うもアウトサイドが決まらず、得点が伸び悩む。対する北陸高はバランスの良いオフェンスを展開するも早稲田大のディフェンスを前にリードは奪えず。中盤になっても流れに大きな変化はないものの、早稲田大が第3ピリオド終盤に#21南木の3Pシュートなどで12点のリードを奪い最終ピリオドへ。早稲田大は勝負所でアウトサイドシュートが決まると、そこから流れを掴み連続得点を挙げるなど一気に点差を広げることに成功。逆転を狙う北陸高も、アグレッシブなプレイを見せたが、点差が広がりすぎ成す術なし。80-50で早稲田大が勝利し、二回戦に駒を進めた。
第1ピリオド、開始から両者共にハイテンポなバスケットを展開するが、互いにシュートを決めきれずロースコアな展開。早稲田大は、#11河合のペネトレイトなどで加点するもアウトサイドシュートがゴールに弾かれ得点が伸び悩む。対する北陸高は、#7二上のジャンパー、#10シェークのインサイドなど得点のバランスは良いものの早稲田大のプレッシャーディフェンスを前に思うように得点できず。10-10の同点で第1ピリオド終了。
第2ピリオド、早稲田大は#18森井の3Pシュート、#39桑田の連続得点などで加点するも、ターンオーバーやファールなどミスが嵩み、リードを広げることは出来ない。対する北陸高は、#10シェークが孤軍奮闘の活躍を見せるが、アウトサイドでの得点が止まり苦しい展開。中盤、早稲田大はディフェンスから流れを掴むと#36澁田のバスケットカウント、#21南木の3Pシュートなど連取で一歩リード。しかし北陸高も#7二上のレイアップなどで、ビハインドを6点で留め、早稲田大の背中を追う。30-24、早稲田大リードで第2ピリオド終了。
第3ピリオド、逆転を狙う北陸高は、得点源である#10シェークがファールトラブルでベンチに下がり苦しい展開。それでも#13菊地のレイアップ、#15岩本の3Pシュートで加点し何とか食らいつく。対する早稲田大は、#7石原の3Pシュート、#21南木のレイアップなどで加点し、徐々にリードを広げると、終了間際にプレッシャーディフェンスからボールを奪取すると#21南木が3Pシュートを沈めリードを12点とし、52-40で第3ピリオド終了。
第4ピリオド、リードを得た早稲田大は、#39桑田、#21南木、#35岡野が3Pシュートで連取し、開始3分でリードを19点まで広げる。北陸高はタイムアウトで立て直しを図るも、勢いに乗った早稲田大を前に攻めあぐね、攻守のリズムが乱れてしまう。中盤以降も展開は変わらず、早稲田大は#36澁田の3Pシュートなどで加点しこのピリオドだけで12点の活躍を見せるなどゲームのペースを掴む。北陸高も最後まで果敢にゴールに攻め込むも開いた点差を前に成す術なし。80-50で早稲田大が快勝し、2回戦進出を決めた。