九州ブロック代表の東海大学九州と大学8位の関西学院大の対戦。両チームテンポよくシュートを決め一進一退を繰り広げるなか、東海大九州が#7林の活躍で40-32とリードを奪って前半を折り返す。後半に入ると、関西学院は、#74中野の3Pシュートなどで逆転に成功。しかし、東海大九州も#7林が奮闘し77-77の同点で延長戦へ。シーソーゲームが続く中、延長残り52秒、関西学院大が#74中野が3Pシュートを決め、リードを奪うと、東海大九州の攻撃をしのぎ切り、87-95で接戦を制し、2回戦に進出した。
第1ピリオド、東海大九州は#7林がジャンプシュートを決めると、関西学院は#34池嶋がオフェンスリバウンドからゴール下をねじ込むなど、互いに小気味よく得点を重ねていく。入れられたら入れ返す展開が続き、どちらも主導権を譲らず。終盤、東海大九州#6小澤が3Pシュートを沈めて22-22と同点にし、このピリオドを終了。
第2ピリオド、#34池嶋の3Pシュートなどでリードを奪った関西学院大だったが、シュートがリングに嫌われ始めると、フリースローも決められず、約7分間ノーゴールに。一方の東海大九州は#7林のオフェンスリバウンドからの得点や3Pシュートなど、ペースを掴み連続15得点。一気に関西学院を突き放す。終盤、関西学院は#27雑崎の連続得点などで差をつめ、40-32の東海大九州リードで前半を終えた。
第3ピリオド、リードしている東海大九州がイージーシュートのミスが続く中、関西学院大は#74中野の2本の3Pシュートなどで、2点差にまで追い上げる。しかし、そこから東海大九州は#7林のジャンプシュートやドライブなどでリードを守り、58-53で第3ピリオドを終了。
第4ピリオド、関西学院は#74中野の3Pシュートなどで逆転に成功するも、そこから東海大九州は、#7林がドライブに3Pシュートにと約2分間で9得点の活躍で再度同点に。関西学院大はインサイドの#23松田、#34池嶋にボールを集め加点。東海大九州は#21谷里のオフェンスリバウンド、#2長野のドライブなどで一歩も譲らず。77-77で勝負の行方は延長戦に。
延長、関西学院大が#34池嶋の連続得点で4点のリードを奪うが、東海大九州も#2長野のアシストを#7林が決め、さらに#6小澤の3Pシュートで逆転。息を呑む展開が続く中、残り52秒、関西学院大#74中野の3Pシュートが決まり再逆転すると、その後フリースローを確実に沈めた関西学院大が点差を広げ、84-89と激戦に終止符を打った。