高校選手権優勝の桜花学園高対大学5位の愛知学泉大の一戦。序盤、桜花学園高は#4馬瓜らインサイドにボールを集め、得点。リードを奪う。しかし、愛知学泉大が激しい当たりで桜花学園高のインサイドを封じると、#16アイメレクの得点などで逆転に成功。後半に入り愛知学泉大は#4内堀、#16アイメレクが得点を重ねると、執拗なディフェンスで桜花学園高に簡単に得点を許さない。終盤、桜花学園高は#10佐古が3Pシュートを決めるが点差は詰まらない。試合は愛知学泉大が終始ペースを掴み、50-64で快勝。2回戦進出を決めた。
第1ピリオド、桜花学園高は#4馬瓜、#7粟津のインサイドにボールを集め、ゴール下、フリースローで、開始3分、8-0とリードする。一方、愛知学泉大は#4内堀、#16アイメレクの得点で付いていく、要所でシュートが決まらず得点が伸びない。桜花学園高もフリースローを決めきれず15-10とロースコアな展開で桜花学園高リードで第1ピリオドを終える。
第2ピリオド、桜花学園高は#9山本の3Pシュート、#7粟津のミドルシュートなどで開始2分、21-14とリード。しかし、ここから愛知学泉大は桜花学園高のインサイドを激しいボディチェックで封じ、簡単に得点を許さない。オフェンスでも#4内堀の1対1、#16アイメレクのリバウンドショットなどで残り2分、23-28とリードを奪う。桜花学園は6分間で2得点と苦しい展開。終盤、桜花学園高は#4馬瓜のインサイドで得点するも思うように得点が伸びず、26-28と愛知学泉大リードで前半を終える。
第3ピリオド、桜花学園高は愛知学泉大の強い当たりに対し思うようなオフェンスを展開できず、このピリオドをわずか5点に抑えられてしまう。愛知学泉大は粘り強いディフェンスで流れを掴むと、#4内堀、#7谷口のアウトサイドシュートで加点。さらにオフェンスリバウンドを支配し、#16アイメレクらが得点を重ね一気にリードを広げる。桜花学園高はオフェンス、ディフェンス共にリズムをつかめず、31-49と愛知学泉大が18点リードで第3ピリオドを終える。
第4ピリオド、これ以上離されたくない桜花学園高は開始からオールコートでディフェンスを敷き、愛知学泉大にプレッシャーをかける。しかし、愛知学泉大はこれに慌てることなく、冷静にボールを運び、#4内堀らが得点を重ねていく。何とか点差を詰めたい桜花学園高は、#10佐古が気迫で3Pシュート、バスケットカウントを決め、意地を見せる。しかし、愛知学泉大の執拗なディフェンスを崩せず流れをつかめない。最後まで集中を切らさず球際で強さを見せた愛知学泉大が、50-64と快勝で2回戦進出を決めた。