東北代表山形銀行と大学8位の関西学院大学の一戦。序盤、互いに点の取り合いとなり拮抗した状態となる。しかし、第2ピリオド終盤、山形銀行が#11青山の活躍でチームが勢い付き、流れを掴むと怒涛の攻撃で相手を引き離す。後半、ペースを掴んだ山形銀行は攻撃の手を緩めることなく大量得点を挙げる。第4ピリオド、なんとか自分たちのリズムを取り戻した関西学院大は、#5佐藤の活躍が光り喰らいつくも、山形銀行が随所で得点挙げて相手を寄せ付けず、96-61。山形銀行が力の差を見せつけ勝利を手にした。
第1ピリオド、序盤、山形銀行が先制点を含む連続得点でペースを掴んだかのように思えたが、関西学院大も負けじと#5佐藤、#7新宅が1対1を仕掛ける。中盤から、関西学院大は#5佐藤を中心に、山形銀行は#11青山のジャンプシュート、#8渋谷のゴール下で両者一歩も引かない展開が続く。20-18で山形銀行が僅かにリードし第1ピリオド終了。
第2ピリオド、先制点こそ山形銀行#6赤川が挙げるも、関西学院大も#23井上が決め返す。中盤、関西学院大は#4木原が3Pシュート2本の活躍を見せるも、山形銀行も#11青山の連続得点で簡単に流れは渡さない。終盤、山形銀行はデフェンスからリズムを掴むと相手を寄せ付けず、連続14得点を挙げて44-30。山形銀行が流れを引き寄せ2桁リードで前半終了。
第3ピリオド、山形銀行は前半の勢いそのままに、開始早々、#6赤川が3Pシュートを決める。対する関西学院大は、#5佐藤がなんとか得点を挙げるも、相手の堅い守りに攻めあぐねる。その間、山形銀行は#5佐藤の10得点もの活躍に、フリースローで着実に加点し点差を37に。突破口を見つけたい関西学院大は1on1を果敢に仕掛けフリースローを獲得すると、確実に沈める。さらに、#25渡邉が3Pシュートを決めて徐々にリズムを取り戻す。しかし、山形銀行#10森が3Pシュートをブザービートで沈め79-39。山形銀行がリードをさらに広げ第3ピリオド終了。
第4ピリオド、序盤から、山形銀行が#16木村や#14高橋が加点していくと、関西学院大も#5佐藤、#23井上が得点を重ねていく。終盤、山形銀行は#17知久、#4相澤らリザーブメンバーが奮闘。対する、関西学院大も#5佐藤、#25渡邉が3Pシュートを決め意地を見せるが試合終了。96-61で山形銀行が安定した攻撃力を見せ、2回戦へと駒を進めた。