第92回天皇杯・第83回皇后杯(オールジャパン2017) 4日目 男子3回戦 -B.LEAGUE出場チーム中、最下位(12位)の仙台89ERSが5位の三遠ネオフェニックスを破り、ベスト8進出-
2017年1月5日
「第92回天皇杯・第83回皇后杯(オールジャパン2017)」は4日目。
既にベスト8進出チームが決まった女子は休息日となり、本日は男子3回戦8試合が行われました。高校2冠の福岡第一高等学校は第1シードの川崎ブレイブサンダース(B.LEAGUE 1位)に、大学3冠・インカレ3連覇の筑波大学はアルバルク東京など、B.LEAGUEのクラブにそれぞれ挑みましたが全て敗れ、準々決勝はB.LEAGUE勢の対決となります。
序盤から思い切り良く格上相手に立ち向かっていった福岡第一高等学校。結果は114-67と点差は開いてしまいましたが、それでも各ピリオド全て2桁得点を挙げた攻撃力は観ている方々を魅了してくれました。8得点を挙げた⑮松崎 裕樹選手は、先発メンバーの中で唯一の1年生。今後が楽しみな選手です。
昨年の王者・シーホース三河は盤石の試合で格の違いを見せつけ、大学2位の東海大学を127-78で圧倒。東海大学は③大矢 孝太朗選手が19点、⑬中山 拓哉選手が11点、ベンチから出場した㉝鈴木 隆史選手は14点を挙げ、敗れはしましたが4年生たちがしっかりとトッププロチーム相手に爪痕を残してくれました。東海大学の挑戦は、今後も後輩たちが引き継いでくれることでしょう。
3回戦まで勝ち進んできた四国電力と、昨年逃した頂点を掴みにきた栃木ブレックス戦。栃木ブレックスは㉜ライアン・ロシター選手、④ジェフ・ギブス選手を出さず、主力メンバーも温存しながら、99-66でこちらも快勝しています。
B.LEAGUEを越える最後の砦となった筑波大学は、アルバルク東京に冷や汗をかかせます。前半終了間際に⑥馬場 雄大選手がシュートをねじ込み、32-37と5点に迫って後半へ。粘る筑波大学でしたが、小さなミスから点差が離されてしまいます。しかし最後まで気持ちを強く、諦めずに戦った選手たちに会場からは温かい拍手が送られました。
男子は全てB.LEAGUE勢が勝ち上がりましたが、8つ角のシードチームの一角であり、初戦に臨んだ三遠ネオフェニックス(B.LEAGUE 5位)を、B.LEAGUEの出場クラブの中で最下位となる同12位の仙台89ERSが83-68で破り、ベスト8進出を決めました。
明日の1月6日(金)は男女とも準々決勝が行われ、日本一を目指すとともに優勝賞金2,000万円(女子は500万円)を争う戦いはさらに激しさを増していきます。
■男子準々決勝 会場:国立代々木競技場第1体育館
12:00~ 川崎ブレイブサンダース vs サンロッカーズ渋谷
14:00~ シーホース三河 vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
16:00~ 千葉ジェッツ vs 栃木ブレックス
18:00~ 仙台89ERS vs アルバルク東京
■女子準々決勝 会場:代々木競技場第2体育館
12:00~ JX-ENEOSサンフラワーズ vs アイシン・エィ・ダブリュ ウィングス
14:00~ シャンソン化粧品 シャンソンVマジック vs トヨタ紡織 サンシャインラビッツ
16:00~ トヨタ自動車 アンテロープス vs 日立ハイテク クーガーズ
18:00~ 三菱電機 コアラーズ vs 富士通 レッドウェーブ
明日の男女準々決勝は早くも完売となってる席種が出ています。
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