「第92回天皇杯・第83回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会(オールジャパン2017)」は3つの会場に分かれて行われた2日目。女子は2回戦までが終わり、男子は本日が初日となりました。

　接戦が続いた男子1回戦。インターハイとウインターカップの準優勝校・東山高等学校は後半に追い上げを見せましたが、名古屋経済大学に75-86で敗れ、残念ながらシードで待つ福岡第一高等学校との再戦は実現ならず。ナカシマvs青山学院大学戦は、第3ピリオドまで57-55でナカシマがリード。しかし、体力で上回る青山学院大学が最後の10分で突き放し、80-65で初戦突破しました。

　3年ぶり2度目のオールジャパンに臨んだ白鷗大学は、社会人2位の九州電力との接戦を制し、78-72で2回戦へと駒を進めています。東海大学九州vs四国学院大学の学生同士の対戦は、互いに譲らず大きな歓声の中、延長戦に突入。95-87で関西学院大学が勝利し、明日は同じ関西の京都ハンナリーズと対戦します。

　女子は2回戦で早くもWJBL勢の2チームが姿を消しました。WJBL同士の対戦となった日立ハイテク クーガーズvs山梨クィーンビーズ戦は、終盤に日立ハイテクが引き離し、68-57で勝利。筑波大学は羽田ヴィッキーズに62-54で勝利し、次戦はアイシン・エィ・ダブリュ ウィングスとWJBL勢との対戦が続きます。さらに、大学チャンピオンの白鷗大学が同5位の愛知学泉大学に68-86で敗戦。3回戦の富士通レッドウェーブに挑戦する権利は愛知学泉大学が得ました。

　いよいよ明日1月4日(水)より、男子はB.LEAGUE勢が登場します。大阪エヴェッサ(vs青山学院大学)、京都ハンナリーズ(vs関西学院大学)、仙台89ERS(vsJR東日本秋田)は初めてのオールジャパンでのゲームとなります。Bリーグ同士の対戦ではない場合、オンザコートワンとなり、番狂わせもあるかもしれません。また、各カテゴリーのチャンピオンが登場する男子2回戦。インターハイとウインターカップを制した高校チャンピオンの福岡第一高等学校は名古屋経済大学と、大学3冠・インカレ3連覇を成し遂げた筑波大学は早稲田大学と、そして社会人日本一のリンタツは四国電力と、それぞれ初戦を迎えます。
　シードチーム全てが出揃う女子3回戦。4連覇を目指すJX-ENEOSサンフラワーズvs岐阜女子高校をはじめ、WJBL勢に立ち向かっていきます。

　オールジャパン2017の観戦チケットは、チケットバスケット他にて発売中。開催日によっては、すでに指定席が完売となっている場合もありますので、両席で観戦をご希望の方はお早めにお買い求めください。

　明日の当日券は、各会場にて10:00より販売開始(開場時間は11:00)を予定しています。小・中・高校生のJBA競技登録者は、チケット販売窓口で登録証(カード、モバイル、PDF)を提示していただくと、当日券を前売価格で購入いただけます。皆さまのご来場をお待ちしております。